ものぐるほしけれ

つれづれなるままに日暮らし...

誰でも知ってる徒然草の冒頭部分、これを兼好殿には失礼ながら、自分に当てはめてみると...

特にすることもないので、一日中鏡に向かって自分の女装姿を見ていると、なんだか変な気持ちになってくる

女装を始めたばかりの頃はまさにこんな感じでした。女の格好をするのが嬉しくて楽しくて、ポーズを作っては鏡に映る自分の姿にうっとり見とれていました。まさに狂気の様相。 

まだ若かったのでメイクをすればそこそこ自己満足は得られまして、自分は女に生まれるべきだったのではなどという感情も湧き出して、あらぬ妄想は果てしなく広がります。

それでも、ふと我に返った時、途端に自己嫌悪に陥り、急いでメイクを落とし服を着替えて...後悔する。でも、翌日になるとまた女装してしまう。これまでずっとそんなことを繰り返してきました。

世間一般からみれば、女装行為は特異なことだと思うので、どうしても後ろめたさがあり、もうやめようと理性の声が聞こえてくるのですが、結局やめられず、それどころか徐々にエスカレートしていきました。

今では頭の先までどっぷり女装沼にはまっています。理性の声は常に聞こえていますが、何しろ居心地がいいものですからなかなか抜け出す気にはなれないのです。

これから女装を始めよう思っているあなた、この沼に一度はまったら抜け出すのは容易ではありませんよ。