今夜もまた、こんな姿で鏡の前に立っている。私はゆっくりとシャツを持ち上げて、胸元のレースのブラジャーを確かめる。その仕草が、どこか後ろめたいことをしているようで、胸の奥が少しだけざわめく。外見を整えていくにしたがって、普段の私が少しずつ遠ざかっていく。その代わりに現れるのは、どこか背徳的で、妙に落ち着いている女の影。そしてこの静かな部屋の中でだけは、私は女として呼吸をするのだった。