女であることを語るものは色々ある。仕草や声、髪の揺れ方、けれど胸という存在には、どうしても特別な意味が宿る気がします。服を通して感じるその丸み。わずかな重み。鏡の中で、そこにあるふくらみを見つめていると、胸の奥に喜びが広がっていく。「女」という輪郭に少しだけ近づいたような錯覚、それこそが女装子である私にとっての、少し妖しくて官能的な秘密なのです。