誰の視線も誰の歓心もいらない。ただ、私が私自身を悦ばせるという究極の自己満足に浸っていたいだけ。そのためならば、この身をどんな羞恥に曝すことだって厭わない。むしろその気恥ずかしさこそが、私をより深い陶酔へと誘うのだ。なのに、それが意外とむずかしい。鏡を見るたび、何かが足りない。身体は求めているのに理想には届かない。自分自身からのダメ出しが、私をまた、さらなる変身へと駆り立てる。